eセールスマネージャーとesm flowの連携を行う際、事前にesm flowでフォームや経路の設定が必要です。
フォームや経路などの設定方法を説明します。
フォームを作成する
eセールスマネージャーと連携するフォームを作成します。
フォームを作成する際、パーツを以下の条件で設定します。
フォームは、画面上で操作して作成する通常フォームもしくはExcelのフォーマットから作成することが可能です。
フォームの作成方法は、以下サイトを参照してください。
通常フォームを作成する
Excelフォームを作成する
フォームのパーツ名と種類
フォームには以下の項目設定が必要です。
設定されていない場合は、動作保証外となる場合があります。
以下の表に記載がないパーツ名は設定できませんので、注意してください。
設定要否 | パーツ名 | パーツの種類 | パーツID | 値 |
---|---|---|---|---|
必須 | 顧客コード | テキスト一行 | [自動]にチェックを入れる。 | こちらは設定不要です |
顧客名 | テキスト一行 | |||
案件コード | テキスト一行 | |||
案件名 | テキスト一行 | |||
商品コード | テキスト一行 | |||
商品名 | テキスト一行 | |||
活動登録 | チェックボックス | |||
活動内容 | リスト | eセールスマネージャーの該当項目に設定されている[data-action-code]の値を確認し、入力します。 | ||
進捗状況 | リスト | eセールスマネージャーの該当項目に設定されている[data-action-code]の値を確認し、入力します。 | ||
活動時間 | テキスト一行 | こちらは設定不要です | ||
業務タイプ | リスト | |||
マッピングID | テキスト一行 | [自動]のチェックを外し、以下を入力します。 [fidMappingId] |
||
顧客/案件検索 | ラベル | [自動]のチェックを外し、以下を入力します。 [fidButtonSearch1] |
||
商品検索 | ラベル | [自動]のチェックを外し、以下を入力します。 [fidButtonSearch2] |
||
任意 | セレクト型項目 | リストメニューもしくはラジオボタン | [自動]にチェックを入れる。 | |
チェックボックス型項目 | チェックボックス | |||
数値型項目 | テキスト一行 タイプで「数値型」もしくは「金額型」を選択 |
|||
小数型項目 | テキスト一行 タイプで「数値型」もしくは「金額型」を選択 |
|||
日付型項目 | 日付 | |||
文字型項目 | テキスト一行 タイプで「ノーマル」を選択 |
|||
文章型項目 | テキストエリア |
「活動内容」・「進捗状況」のパーツに紐づける値
フォームに設定する「活動内容」・「進捗状況」のパーツを登録する際、各選択肢の[値]に、eセールスマネージャーで管理されているコードを設定する必要があります。
対象のコードは、eセールスマネージャーの管理者画面にログイン後、[シートの一覧と拡張]より[活動]を選択し、[進捗状況]もしくは[活動内容]よりソースを表示して、各選択肢に紐づく値を確認します。
(例)GoogleChromeで[進捗状況]のパーツを登録する際、各選択肢に紐づける[値]を確認する場合
[進捗状況]画面上で右クリックし、[検証]を選択します。
ソースの一覧が表示された後、「tr date-action-cade="1" class」の「" "」に指定されている
値を確認します。
- パーツの編集画面で「表示/非表示:」の項目が表示されている項目は、「このパーツを隠す」にチェックを入れると、対象のフォームから申請する際や申請書を閲覧する際に、対象項目は非表示になります。

フォームに紐づく経路を作成する
eセールスマネージャーと連携するフォームに紐づく経路を作成します。
経路を作成する際、文書タイトルのフォーマットを以下の条件で設定し、作成後に「経路ID」を確認します。
経路の作成方法は、以下サイトを参照してください。
経路の作成-編集
文書タイトルに設定するフォーマット
経路を作成する際、文書タイトルの[フォーマット]に以下の条件で設定が必要です。
設定されていない場合は、eセールスマネージャーに連携されないため、注意してください。
- [文書タイトルを自動設定する]チェックを入れる
- フォーマットの先頭に[顧客コード]-[案件コード]を設定します。
[ ]には、対象のパーツIDを入力します。
(例)文書タイトルに、[顧客コード]-[案件コード]-フォーム名を設定する場合
- パーツIDを追加する場合は、対象のパーツ名を選択後、[追加]ボタンをクリックすると、入力欄にパーツIDが反映されます。
- 文書タイトルのフォーマットに設定した内容は、esm flow連携後、eセールスマネージャー上に表示される各種申請の「文書タイトル」に反映されます。
- 文書タイトル・文書番号に関する詳細は、以下をご参照ください。 経路の文書タイトル・番号設定


「経路ID」の確認方法
esm flow連携設定では、ワークフロー連携アプリに連携対象のフォームを紐づける「経路ID」の設定が必要です。
経路を登録後、対象のIDをメモ帳などに控えておきます。

JavascriptとCSSファイルをアップロードする
作成したフォームに専用のJavascriptとCSSファイルをアップロードします。
アップロードすると、フォーム上に設定した[顧客/案件検索]と[商品検索]のパーツがボタン表示に変わります。
ボタンをクリックすると、eセールスマネージャーの対象データを検索することが可能になります。
1. 製品情報サイトのアプリケーションより「esm flow用 JS/css」をデスクトップなどにダウンロードします。
2. esm flowにログインします。
esm flowのログイン・ログアウト
3. [アプリ設定]より[フォーム設定]を選択します。
[フォーム設定]画面が表示されます。
4. 対象のフォーム名をクリックします。
[フォーム編集]画面が表示されます。
5. [カスタマイズ]タブを選択します。
6. [ファイルアップロード]ボタンをクリックし、ダウンロードした「esm flow用 JS/css」に格納されているJavascriptとCSSファイルをアップロードします。
7. [保存する]ボタンをクリックします。
ポップアップ画面が表示されます。
8. [OK]ボタンをクリックします。
アップロードしたJavascriptとCSSファイルが、対象のフォームに反映されます。