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操作方法 案件のインポート(PC)

作成したCSVファイルを案件にインポートする方法を説明します。
案件の雛形ファイルをダウンロードする方法は、以下を参照してください。
案件インポート用の雛形ファイルのダウンロード

データインポート機能は誤った使い方をすると、既存データの損失、重複データの作成などを招くおそれがあります。以下の利用上の注意を確認してください。

  • 本機能利用におけるトラブルを最小限に抑えるため、本機能の利用可能ユーザーを
    制限することを推奨します。この設定は管理者が行います。
  • インポートを開始すると、操作の取り消し、やり直しはできません。
  • マッチングキーとして指定した項目で、登録済みデータの存在確認を行います。
    この項目の指定を誤ると、意図しないデータの登録・更新が実施され、既存データを損失するおそれがあります。
  • 1回の操作でインポートできるCSVファイルのサイズは、50MBまでです。
    これより大きいサイズのCSVファイルをインポートする場合は、制限以内のサイズになるようにCSVファイルを分割してからインポートしてください。

1. [案件インポート]画面を開きます。
画面の見かた(案件インポート_PC)

2. [マッピングテーブルの選択]、[データの日付フォーマット]を設定し、[↓ここをクリックまたはファイルをドロップ]をクリックします。

項目 説明
[マッピングテーブルの選択] インポートするCSVファイルのテンプレートを
選択します。
CSVファイル内のヘッダ情報に案件シートの項目名を指定している場合は[eセールスマネージャーの案件
シートを利用]を選択します。
基幹システムなどの別システムよりデータを出力したデータを、項目名や選択肢名の変更を行わずにインポートする場合は、変換用のテンプレートを選択します。
変換用のテンプレートは、[テンプレート新規登録]
から登録できます。
[データの日付フォーマット] インポートする案件の日付型項目に登録する日付の
形式を選択します。
「マッピングテンプレ―トの選択」で変換用のテンプレートを選択している場合は、設定できません。
[↓ここをクリックまたはファイルをドロップ] [ファイルの選択]画面が表示されます。
アップロードするCSVファイルを選択します。


[ファイルの選択]画面が表示されます。

  • チェックボックスに複数チェックを付けた状態のCSVファイルを作るには、
    各チェックボックスの値を「/」で区切ります。
    例:チェックボックス「A」「B」「C」にチェックを付けたデータは「A/B/C」
  • 顧客階層化機能(オプション機能)をご使用の場合、親顧客のマッチングキー項目の指定が必要です。このとき、CSVファイルのマッチングキー項目について、項目名の末尾に“(階層名)”が必要になります。
    なお、最上位の親顧客から順にマッチングが行われます。

3. [ファイルを選択]ボタンをクリックしてアップロードするCSVを選択し、[決定]ボタンをクリックします。

CSVファイルがアップロードされます。

[↓ここをクリックまたはファイルをドロップ]にCSVファイルをドロップしてもアップロードできます。

4. ファイル名を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

5. [マッチングキー項目]を設定し、マッピングを確認して問題がなければ[次へ]ボタンをクリックします。

紐付型項目のマッチング設定が必要な場合は[紐付型項目のマッチング設定をする]をクリックし、出てきた項目より設定します。

項目 説明
顧客マッチングキー項目(同一)
案件マッチングキー項目(同一)
データを特定するための項目を選択します。更新はできません。
例えば[マッチングキー項目]に[顧客名+住所]を選択すると、
顧客名と住所を条件にして顧客を検索し、更新する顧客を決定するため、顧客名と住所を変更することはできません。
商品マッチングキー項目(同一) 案件と商品の関連付けを追加・削除する場合に指定します。
  • 商品マッチングキーに指定した値と一致する商品が存在しない場合、商品追加マッチングキーで指定した値で商品を検索し、該当の商品を追加します。
  • 商品マッチングキー項目の値が空の場合は[削除する]を選択すると、マッチングキー列に値が無い案件の商品との関連づけをすべて削除します。
  • 進捗状況が終了状態の場合に、インポート対象とするか
    設定することが可能です。
  • 下記の1から3の条件が重なった場合、制限が発生します。
    <条件>
    1.「顧客マッチングキー」が「顧客名+住所」または「顧客名+住所+建物名」の場合
    2.インポート項目に名刺の住所項目を含む場合
    3.顧客および名刺の住所項目名が同一名称の場合
    <制限>
    顧客の住所は「顧客名」の次列に配置してください。
    「顧客名」の次列の住所項目を顧客の住所として認識します。
  • 顧客階層化機能(オプション)をご使用の場合、親顧客のマッチングキー項目の指定が必要です。このとき、CSVファイルのマッチングキー項目について、項目名の末尾に「(階層名)」が必要になります。
    なお、最上位の親顧客から順にマッチングが行われます。
  • 各シート間で同名の項目が存在する場合、項目名の末尾に「(シート名)」が必要となります。

6. 新規項目と重複項目の処理を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。

[タイムラインの自動投稿処理][インポートしたデータを顧客リストに登録][一般対応案件を
案件リストに登録]の設定が必要な場合は[詳細設定を表示]をクリックし、表示された項目から設定します。

項目 説明
[登録方法の選択] CSVファイル内のデータを全て新規登録するかを選択します。
  • 「全てのデータを新規登録として処理する。」:CSVファイル内のデータを全て新規で登録します。
    登録済みのデータの場合も、新規のデータとして登録されます。
  • 順不同で登録されます。
新規データの処理 インポートデータ中の新規データに対する処理方法を選択します。
  • [新規登録する]:新規案件として登録されます。
  • [新規登録しない]を選択すると、案件は新規登録
    されません。
重複したデータの処理 すでに顧客および案件が登録されている場合の処理方法を選択します。
  • [上書きする]:次の項目がCSVファイルのデータと完全に一致する場合に、シートが更新されます。
    顧客名、住所(登録されている場合)、建物名(登録されている場合)、顧客カスタマイズ項目文字型、顧客に関連付いた案件名、案件カスタマイズ項目文字
    編集権限のない案件は上書きできません。
    参照権限のない案件を上書きすると、別の案件として新規登録されます。
  • [上書きしない]:すでに登録されている案件が
    あっても、それを上書きしません。
    参照可能な案件が登録されていない場合は、[新規
    データの処理]の設定によって、新規案件として登録されるか、登録されないか設定できます。
  • [コピーとして作成する]:すでに登録されている
    案件があっても新規案件が作成されます。
窓口氏名・案件コンタクト先 CSVファイルの「窓口氏名」と氏名が一致する名刺がある場合の処理です。「窓口氏名」に指定できるのは1名までです。
  • [「窓口氏名」をテキストとして登録する]:「窓口氏名」と氏名が一致する名刺を検索せず、「窓口氏名」「窓口氏名(かな)」「窓口役職」で案件コンタクト先に登録されているテキストを検索します。
    テキストが見つからない場合は、テキストの窓口氏名が新規で登録されます。
  • [「窓口氏名」と一致する名刺が存在すれば、案件コンタクト先に追加する。存在しなければ、テキストとして登録する]:「窓口氏名」と氏名が完全一致する名刺を検索します。
    氏名が一致する名刺が見つかった場合、その名刺を
    案件の案件コンタクト先に追加します。
    見つからなかった場合は、[「窓口氏名」をテキストとして登録する]と同様の処理がされます。
  • 窓口に指定するコンタクト先:[常に指定する]を
    選択した場合は、[窓口氏名]と一致する名刺が検索されたときに、その名刺を案件コンタクト先の窓口として登録します。
  • [窓口が指定されていない案件のみ指定する]:「窓口氏名」と一致する名刺が検索されたとき、案件に
    案件コンタクト先の窓口が登録されていない場合に、その名刺を案件コンタクト先の窓口として登録します。すでに案件コンタクト先の窓口が登録されている場合は、窓口でない案件コンタクト先として登録します。
タイムライン自動投稿の選択 タイムラインに自動投稿をするか選択します。
  • [自動投稿をする]:タイムラインが自動投稿されます。
  • [自動投稿をしない]:タイムラインは自動投稿されません。
インポートしたデータをリストに登録 インポートしたデータを案件リストへ登録するかしないかを選択し、登録する場合はリストを指定します。

7. [シミュレーションの実行][通知先]を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。

シミュレーションが終わると、[インポートシミュレーション完了]画面が表示されます。

シミュレーション実行については以下を参照してください。
インポートシミュレーション

8. [インポート実行]ボタンをクリックします。

インポート開始後は取り消しができません。

インポートが終わると、[インポート完了]画面が表示されます。

9. インポート結果を確認します。

  • [続けてインポートする]ボタンをクリックすると、顧客インポート画面に戻ります。
  • 何らかの原因で、インポートできなかったデータは[該当データダウンロード]からダウンロード
    できます。必要な場合、CSVデータを修正し再度インポートを行ってください。
    インポート対象外データは下記分類でダウンロードできます。
項目 説明
データが不正なため データ形式が不正なため、インポートが不可能なデータです。エラーデータの1列目でエラー原因の詳細を確認できます。
マッチングキーが空白のため マッチングキーが空白のため、インポートが不可能な
データです。
新規データを登録しない設定のため 新規可能データはあるが、インポート設定時に[新規登録しない]設定をしたため、インポート処理が行われなかった
データです。
複数件マッチングしたため マッチングの結果、複数件の一致するデータが登録済みのため、インポート処理が行われなかったデータです。
エラーデータの1列目でエラー原因の詳細を確認できます。
登録済みデータを上書きしない設定のため マッチングの結果、上書き可能データはあるが、インポート設定が[上書きしない]設定をしたため、インポート処理が行われなかったデータです。
顧客が存在しないため マッチングの結果、登録先の顧客が存在しなかったため、
インポート処理が行われなかったデータです。
商品が存在しないため マッチングの結果、商品が存在しなかったため、インポート処理が行われなかったデータです。

インポートの進捗状況の確認については、以下を参照してください。
データメンテナンス状況確認