アナリティクス分析テンプレートのダッシュボードは、「eセールスマネージャーRemix Cloud」をご利用中の一部のお客様にて利用可能な機能です。
機能概要とメリット、利用条件および各ダッシュボードの参照方法を説明します。
- アナリティクス分析テンプレートのダッシュボードは、システム管理者のみ参照が可能です。
概要とメリット
- アクセスログダッシュボード
eセールスマネージャーへのアクセスログを社員・部署・役職・ライセンス区分別などで集計や、ログイン回数・PCアプリ利用比率などを確認できます。 - データ利用量ダッシュボード
データ総量や各シートごとのデータ利用量を確認できます。
AIコンシェルジュを契約中の場合は、AIコンシェルジュのリモートファイルアップロードで、AIに学習させたファイルの総容量を確認できるようになります。 - 顧客カルテダッシュボード
顧客に関連するあらゆる情報(名刺、案件、活動、スケジュールなど)を集約し一つの画面に表示します。
複数の検索行為を必要とせずに顧客に関連する情報を一画面で把握することができ、不要な引継ぎの手間の削減、顧客対応の迅速化による満足度向上などの効能に繋がります。 - カバー率ダッシュボード
カバー率(顧客)シートでは、指定する条件に合致する顧客数に対して、指定する日数以内に活動登録のある顧客数の割合および案件、活動一覧を表示します。
カバー率(案件)シートでは、指定する条件に合致する案件数に対して、指定する日数以内に活動登録のある案件数の割合および活動一覧を表示します。
営業戦略における重要な顧客群、テーマ等に対して現場が適切な行動をできているかを、客観的な視点から可視化し、迅速なマネジメントと施策進捗の実現に繋がります。 - 案件パイプラインダッシュボード
指定する条件に合致する案件に対して、進捗別の案件数、前進率を視覚的に表示することが可能です。
部門別、営業担当者別などの軸で指定した案件の前進率を計測することができます。 - 商品活動分析・案件予測ダッシュボード
商品分析シートでは、日々の活動において頻出する商品情報をワードクラウドや円グラフにて視覚的に把握することができます。
活動×金額分析シートでは、ツリーマップや散布図にて活動時間を割いている案件を集計することで金額の大きい、時間を割くべき案件に対してアプローチが可能かどうかなどを分析することができます。
予測シートでは、未来の案件数、受注(予定)金額などの売上予測や月別の受注(予定)金額の傾向を確認することができます。
利用条件
本機能は、弊社クラウドサービスをご利用の一部のお客様が利用可能です。
ご契約中のeセールスマネージャーのURLが https://jet.softbrain.co.jpから始まる環境では、利用することができません。
また各アナリティクス分析テンプレートのダッシュボードを参照する際、アクセス集計用のサーバーへ通信を行います。
そのため、お客様内でネットワークの通信制限を行われている場合は下記のドメイン/URIスキームに対する通信を許可いただく必要があります。
また、URIスキームとしてhttpsとwssによる通信が発生しますので、ご利用の際はあわせて許可設定を行ってください。
〇ドメイン
・alde.softbrain.co.jp
・*.aws.amazon.com
・amazonaws.com
・mobileanalytics.*.amazonaws.com
・cloudfront.net
〇URIスキーム
・https通信
・wss通信
集計対象
各種アナリティクス分析テンプレートのダッシュボードの集計条件は、以下になります。
顧客カルテダッシュボードでは、以下の集計条件に合致しないデータは集計対象外となります。
- 顧客データ
・[自社担当者]:「主担当」が設定されている
- 案件データ
・[受注(予定)日]:今日以降
・[継続/終了]:継続中
- 名刺データ
・[在職フラグ]:在職中
・対象の名刺情報が最新の名刺
- スケジュール
・[日時]:開始日時が「今日」 以降
カバー率ダッシュボードでは、以下の条件に合致しないデータは集計対象外となります。
- 案件データ
・案件の[受注(予定)日]:今日から1年以内
・[案件タイプ]:「営業」または「選択されていない」もの
・[進捗状況]:デフォルトの進捗状況名のもの
案件パイプラインと商品活動分析・案件予測ダッシュボードでは、以下の条件に合致しないデータは集計対象外となります。
- 案件データ
・[継続/終了]:継続中
・[受注(予定)日]:今日から 1年前~1年後
- 活動データ
・[訪問日]:今日から 6カ月前~0カ月後
- アナリティクス分析テンプレートダッシュボードでは、集計対象に合致しない場合やダッシュボードに表示されている項目名や選択肢名を変更している場合、集計対象外になります。
[進捗状況]や[案件タイプ]など、初期に設定されている項目名を変更している場合や選択肢の名称を変更・追加している場合は、対象のデータが集計対象から除外される場合があります。
またダッシュボード上には、変更前の項目名・選択肢名で表示されます。
(例)[進捗状況]の項目名を[ステータス]に変更していた場合
ダッシュボード上には、[進捗状況]の項目名で表示されます。
アナリティクス分析テンプレートダッシュボードの開き方
システム管理者より、各種アナリティクス分析テンプレートのダッシュボードを参照することが可能です。
ここでは、データ利用量ダッシュボードを参照する場合を例に説明します。
1. 管理者画面にログインし、ユーザー画面を表示します。
管理者画面からユーザー画面を表示する
2. メニュー最下部の アイコンから、メニュー一覧を表示させます。
[メニュー一覧]画面が表示されます。
3. ユーザーメニューより、「データ利用量ダッシュボード」を選択します。
データ利用量ダッシュボードの画面が表示されます。
- 各種アナリティクス分析テンプレートのダッシュボード画面の詳細は、以下のPDFマニュアルを参照してください。
データ利用量ダッシュボードの見かた
アクセスログダッシュボードの見かた
顧客カルテダッシュボードの見かた
カバー率ダッシュボードの見かた
案件パイプラインダッシュボードの見かた
商品活動分析・案件予測ダッシュボードの見かた - アナリティクス分析テンプレートのダッシュボードを左メニューに設定することが可能です。 設定方法は以下の操作マニュアルを参照してください。 メニュー設定