操作方法 参照編集権限の設定

「顧客」「案件」「名刺」シートの参照・編集権限、および「活動」シートの参照権限を設定します。
各シートで参照・編集の制限機能を使用するかどうかを設定するほか、参照・編集権限の初期値を設定します。

参照編集権限の概要については、以下を参照してください。
セキュリティポリシーの変更

参照編集権限を設定する

参照・編集の機能制限の使用可否と、参照編集権限の初期値の設定方法を説明します。

1. [システムの設定]の[セキュリティポリシーの変更]画面で[参照編集権限]タブをクリックします。
画面の見かた(セキュリティポリシーの変更_管理者)

2. [マネージャー権限設定]エリアで、マネージャーへの権限を設定します。

[権限が与えられたユーザのマネージャーに同等の権限を与える]にチェックを付けると、対象ユーザーのマネージャーにも同等の権限が付与されます。

3. [各シートの権限設定使用可否]エリアで、各シートの参照権限・編集権限の使用可否を設定します。

[使用しない]を選択すると、全ユーザーに権限が付与されます。

4. [参照、編集社員・部署・グループの初期値設定]エリアで、参照権限・参照編集権限をもつ社員・部署・グループの初期値を設定します。

[参照権限][参照編集権限]とも、社員・部署・グループの指定方法は同じです。

項目 説明
[全員]
[社員を指定する]
  • [全員]を選択した場合は、[役職で絞り込む]の指定欄のみが表示されます。
  • [社員を指定する]を選択した場合は、担当、社員・部署・グループ、役職の指定欄が表示されます。
[以下の項目に指定された社員・部署・グループに権限を付与する] 権限の付与を、担当単位で指定します。
[自社担当者][自社担当部署][自社担当グループ]のうち、権限を付与する社員・部署・グループにチェックを付けます。
[社員・部署・グループを指定して権限を付与する]
  • 右側のプルダウンで権限を付与する社員・部署・グループを指定し、[<<選択]をクリックすると、左側の一覧に表示されます。
  • 左側の一覧で社員・部署・グループを選択し、[削除>>]をクリックすると、指定が解除されます。
  • 部署で指定している場合は、[子部署も含む]にチェックを付けると、指定した部署の子部署にも権限が付与されます。
    ただし、社員・グループでしか指定していない場合、[子部署も含む]は無効になります。
[役職で絞り込む] 権限を付与する役職にチェックを付けます。
  • [全員]を選択している場合は、チェックを付けた役職の社員に権限が付与されます。
  • [社員を指定する]を選択している場合は、指定した社員とチェックを付けた役職とのAND条件で付与対象が絞り込まれます。

[社員を指定する]から[全員]に切り替えた場合、[役職で絞り込む]以外の設定欄は非表示になりますが、設定内容は保持されています。[設定完了]ボタンをクリックする前に[社員を指定する]に戻すと、以前の設定内容が再表示されます。

5. [設定完了]ボタンをクリックします。

参照・編集権限の初期値が設定されます。

参照・編集権限の設定とユーザー側の表示

参照・編集権限の設定内容によって、ユーザー側の表示や可能な操作が変わります。

システム管理者は、常に全シートを参照・編集できます。

参照・編集権限の両方を[使用しない]場合の表示

参照権限、編集権限の両方で[使用しない]を選択すると、各シートの登録・変更画面には[権限設定]タブが表示されず、権限設定はできません。全ユーザーに参照・編集権限が付与されます。

参照・編集権限を[使用する]場合の表示

[参照編集権限]画面の[各シートの権限設定使用可否]で参照権限、編集権限のどちらか片方でも[使用する]を選択すると、各シートの登録・変更画面に[権限設定]タブが表示され、シートごとに参照・編集権限の設定が可能になります。
例えば、案件シートの参照権限・編集権限の両方を[使用する]に設定した場合、ユーザーの案件新規登録画面は以下のようになります。

参照権限・参照編集権限でユーザーができる操作は以下のとおりです。