操作方法 オペレーションログ

オペレーションログをダウンロードして確認します。
オペレーションログとは、ユーザーがeセールスマネージャー上の処理(画面表示、データの登録/更新/削除、検索など)を行った際に、処理を行ったユーザー、アクセスされた機能、処理にかかった時間、消費されたメモリ量などを出力するログファイルです。
すべての処理に対して機能単位でログを出力するため、アクセスログよりも詳細な処理内容を解析できます。


オペレーションログをダウンロードする

オペレーションログをダウンロードする方法を説明します。

1. [システムの設定]の[各種ログの参照]画面を開きます。
画面の見かた(各種ログの参照_管理者)

2. 文字コードを選択します。

ダウンロードするログファイルの文字コードをプルダウンメニューから選択します。

3. [オペレーションログ]の[ダウンロード]をクリックして、ログファイルをダウンロードします。

ファイルのダウンロード画面で[保存]ボタンをクリックして、ログファイルをダウンロードします。

オペレーションログの書式

オペレーションログは、テキストファイルにカンマ「,」で区切られて出力されます。

出力される内容は以下のとおりです。

  • 「#start,ID,処理開始日時,機能名,社員コード,データベース接続にかかる時間[ms] ,総メモリ数,
    空きメモリ数,使用メモリ数,IPアドレス,セッションID,社員氏名,部署名,パラメータ, 管理者としてログインした社員の社員コード」
  • 「# end,ID,処理終了日時,機能名,社員コード,処理時間[ms],総メモリ数,空きメモリ数,使用メモリ数」

「start」行は処理が開始したタイミング、「end」行は処理が終了したタイミングで出力されるログです。1つの処理に対して、「start」行と「end」行がセットで出力されます。

項目 説明
start/end 処理の開始、終了を示します
ID 1つの操作を特定する一意のコードです
startとendで一組となります
処理開始日時/処理終了日時 処理が開始(start)、終了(end)した日時を出力します
機能名 実施された処理の機能名(eセールスマネージャーのクラス名)を出力します
社員コード 処理を実行したユーザの社員コード(内部コード。画面に表示される社員番号とは異なります)を出力します
データベース接続にかかる時間[ms]/処理時間[ms] 処理の開始時は、データベースへの接続にかかった時間を、処理の終了時は、処理にかかった時間を出力します
総メモリ数 処理を実行した時点での、アプリケーションサーバの総メモリ量を出力します
空きメモリ数 処理を実行した時点での、アプリケーションサーバの空きメモリ量を出力します
使用メモリ数 処理を実行した時点での、アプリケーションサーバの使用メモリ量を出力します
IPアドレス 処理を実行したリクエスト送信元の端末のIPアドレスを出力します 送信元の端末がプロキシサーバーを経由してアクセスしている場合は、プロキシサーバーのIPを出力します
セッションID 処理を実行したユーザの、APサーバ上でのセッションIDを出力します
社員氏名 処理を実行したユーザーの氏名です。
ユーザーがeセールスマネージャーRemixにログイン後、管理者画面へアクセスした場合、社員名に「管理者(社員名)」と出力されます。
部署名 処理を実行したユーザの所属部署を出力します
パラメータ 処理を実行する際に送信されたリクエストのパラメータを出力します
管理者としてログインした社員の社員コード 「管理者ログイン権限」を付与されたユーザが、管理者としてログインして操作を行っている場合、そのユーザの社員コードを出力します
管理者がログイン画面からログインして操作を行う場合は、出力されません