操作方法 インポートシミュレーション

作成したCSVファイルのインポートを実行する前に、インポート結果のシミュレーションを行います。
シミュレーションによってCSVファイルのエラーを検知できるので、エラーの発生によるインポートのやり直しを防ぐことができます。

以下の情報のインポートでは、シミュレーションを行うことができません。

  • 共通グループ所属社員のインポート
  • 売上インポート
  • 住所マスタインポート
  • 日報・週報ワークフローインポート

シミュレーションを設定・実行する

シミュレーションを実行し、結果を確認します。

1. [システムの設定]の[データのインポート]画面で、インポート先のシート名をクリックします。
画面の見かた(データのインポート_管理者)

2. 各インポート画面で、[シミュレーション設定]まで進みます。

3. [シミュレーションの実行]で[する]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

[シミュレーションを実行します。よろしいですか。]のメッセージが表示されます。

[通知先]の[メールアドレス]を入力すると、シミュレーションおよびインポートの完了時に完了通知メールが届きます。

この機能を利用するには、「 メール送信設定 」が行われている必要があります。

4. [OK]ボタンをクリックします。

シミュレーションが実行され、結果が表示されます。

シミュレーション画面の見かた

シミュレーションを実行すると、新規登録されるデータ件数、更新されるデータ件数、エラー件数とその内訳が表示されます。

シミュレーションの実行中

シミュレーションの実行中は、進捗状況がバーに表示されます。実行中にエラーが発見されると、進捗バーが青から赤に変わります。

インポートの進捗状況は、[データメンテナンス状況確認]画面でも確認できます。
データメンテナンス状況確認

シミュレーションを一時停止する・再開する

シミュレーションを一時停止するときは、[一時停止]ボタンをクリックします。 一時停止すると、進捗バーが黄色になります。[再開]ボタンをクリックすると、シミュレーションが再開されます。[中断]ボタンをクリックすると、シミュレーションを中断し、[シミュレーション設定]に戻ります。
[インポート実行]ボタンをクリックすると、インポートを開始できます。

  • XXXをクリックすると、進捗結果のCSVファイルがダウンロードできます。
  • エラーが発生した場合は、[該当データダウンロード]をクリックすると、エラーが発生したデータのCSVファイルをダウンロードできます。CSVファイルの1列目で、エラー原因の詳細を確認できます。

シミュレーションが正常に完了したとき

シミュレーションにエラーがなく、正常に完了したときは、進捗バーが青のままとなります。[インポート実行]ボタンをクリックすると、インポートが開始します。

インポートの開始後は、取り消しができません。実行前にインポート結果を十分に確認してください。

シミュレーションにエラーがある場合

シミュレーションの結果、インポートするCSVファイルにエラーがあった場合は、進捗バーが赤になり各エラーの件数が表示されます。
エラーデータのCSVファイルをダウンロードすることもできるので、エラー内容を確認のうえインポートファイルを修正して、再度シミュレーションしてください。

項目 説明
[シミュレーション結果を全てダウンロード] クリックすると、全データのシミュレーション結果のCSVファイルをダウンロードします。
[該当データダウンロード] クリックすると、エラーが発生したデータのCSVファイルをダウンロードします。
[キャンセル]ボタン インポート画面の[ファイル添付]に戻ります。エラーを修正したCSVファイルを指定し、再度シミュレーションしてください。

シミュレーションのエラー内容

シミュレーション完了時に表示される各エラーの内容は、以下のとおりです。

エラー 詳細
マッチングキーが空白のため マッチングキーに指定された項目に値が入力されていなかったため、インポートされなかったデータ数が表示されます。
複数件マッチングしたため マッチングの結果、複数件の既存データがマッチしたため更新対象が絞り込めず、インポートされなかったデータ数が表示されます。
エラーデータのCSVファイルの1列目で、エラー原因の詳細を確認できます。
データが不正なため データ形式が不正なため、インポートされなかったデータ数が表示されます。日付フォーマットが不正である、数値型項目に文字を入力している、入力されたセレクト項目の選択肢がシステムに存在しない、などの原因が考えられます。
エラーデータのCSVファイルの1列目で、エラー原因の詳細を確認できます。
新規データを登録をしない設定のため 新規登録が可能なデータだが、[新規データの処理]で[新規登録しない]を選択したためインポートされなかったデータ数が表示されます。
登録済みデータを上書きしない設定のため 上書き登録が可能なデータだが、[重複したデータの処理]で[上書きしない]を選択したためインポートされなかったデータ数が表示されます。
顧客が存在しないため マッチングの結果、登録先の顧客が存在しなかったためインポートされなかったデータ数が表示されます。
商品が存在しないため マッチングの結果、登録先の商品が存在しなかったためインポートされなかったデータ数が表示されます。
案件が存在しないため マッチングの結果、登録先の案件が存在しなかったためインポートされなかったデータ数が表示されます。
活動が存在しないため マッチングの結果、登録先の活動が存在しなかったためインポートされなかったデータ数が表示されます。
所属カテゴリが存在しないため マッチングの結果、登録先の所属カテゴリが存在しなかったためインポートされなかったデータ数が表示されます。
社員番号が空白のため 社員番号が空欄のためインポートされなかったデータ数が表示されます。
部署番号が空白のため 部署番号が空欄のため、インポートされなかったデータ数が表示されます。