操作方法 社員インポート

社員インポート機能を利用すると、年度変わりの部署変更時や職制変更時などに、社員情報を一括で登録/変更できます。

データインポート機能は誤った使い方をすると、データの損失や重複登録などを招くおそれがあります。実行する前に必ず以下の注意を参照してください。

インポートの注意

 

インポートデータの作成

社員情報をエクスポートして、データを入力し、インポートするCSVファイルを作成します。

社員情報のエクスポート

「社員番号」をキーとして社員を識別するため、登録済み社員の社員番号は変更できません。また、社員番号が重複する社員は登録できません。

入力データの書式・制限事項

CSVファイルに入力するデータの書式・制限事項は、以下のとおりです。

項目名 書式・制限事項
社員氏名 必須項目、50文字以内
社員氏名(かな) 50文字以内
社員番号 必須項目、50文字以内
  • 「社員番号」をキーとして社員の識別を行うので、社員を更新する場合は登録済みの情報と完全一致するように入力します。
  • 社員番号の更新、および社員番号が重複する社員は登録できません。
  • 退職社員の社員番号を入力しないでください。
  • 存在しない社員番号を入力すると、新規の社員として登録されます。
パスワード 半角英数字および半角記号のみ、32文字以内
  • 社員を登録する場合、およびパスワードを変更する場合に入力します。
  • すでにパスワードが登録されている社員のパスワードを空欄にした場合、パスワードは変更されません。
  • 新規に登録する社員のパスワードを空欄にした場合、社員番号と同じ文字列が登録されます。
役職名 必須項目、450文字以内
  • システム管理者が登録した、使用可能な役職の役職名を入力します。
  • 存在しない役職名を入力しないでください。
部署番号 必須項目、50文字以内
  • システム管理者が登録した、使用可能な部署の部署番号を入力します。「部署番号」をキーとして部署の識別を行うので、登録済みの情報と完全一致するように入力します。
  • 存在しない部署番号、「使用不可」に設定されている部署の部署番号、および最上位の部署の部署番号を入力しないでください。
  • 在職中の社員に対して、「退職社員」部署の部署番号は入力しないでください。入力すると、社員が退職社員に更新されます。
部署名 25文字以内
  • 参照補助のために出力されているため、変更しても社員の所属部署は変更されません。社員の所属部署を変更する場合は、「部署番号」を変更してください。
郵便番号 半角英数
  • ハイフンありの場合:(7桁以内)-(7桁以内)
  • ハイフンなしの場合:15文字以内
住所 450文字以内
建物名 500文字以内
  • 重複データを上書きして処理する場合は、登録済みの情報と完全一致するように入力します。
  • 文字および記号の半角/全角は区別されません。
  • 大文字/小文字、半角スペース/全角スペースは区別されます。
電話番号
携帯電話
電話番号3
20文字以内、かつ半角数字1文字以上
  • 半角数字のほか、「(」「)」「+」「-」が使用できます。
email 50文字以内
  • 「@」以降も含めて入力します。
ライセンスする製品 社員に付与するライセンスを入力
  • 区切り文字「/」を使用して複数登録できます。
  • 存在しないライセンス名を入力しないでください。
  • ライセンス名を重複して入力しないでください。
  • ライセンスの管理 ]画面に表示されている各ライセンスの「ライセンス数」を超える場合は、そのライセンスを入力しないでください。
  • 空欄にすると、付与されていたすべてのライセンスが削除されます。
ロール 社員に付与するロールを入力
  • 区切り文字「/」を使用して複数登録できます。
  • 存在しないロール名を入力しないでください。
  • ロール名を重複して入力しないでください。
  • 空欄にすると、付与されていたすべてのロールが削除されます。
携帯端末ID 100文字以内
  • 空欄にすると、登録されていた携帯端末IDが削除されます。
  • 携帯端末IDを削除したくない場合は、「 社員情報のエクスポート 」で出力したCSVファイルの「携帯端末ID」の値を編集せずにインポートしてください。
  • 携帯端末IDは、端末ID認証機能を利用する設定のユーザーが専用アプリ「eセールスマネージャーRemix Mobile」からログインする際に、アプリ側で生成されます。そのため、ユーザー側での登録は不要です。
主業務 必須項目、30文字以内
  • システム管理者が登録した、使用可能な業務タイプの名称を入力します。
  • 存在しない業務タイプ、および「使用不可」に設定されている業務タイプの名称を入力しないでください。
他の担当業務 主業務以外の業務タイプ名を入力
  • 区切り文字「/」を使用して複数登録できます。
  • 存在しない業務タイプ、および「使用不可」に設定されている業務タイプの名称を入力しないでください。
タイムゾーン 必須項目、社員の登録・変更画面の[タイムゾーン]のプルダウンに表示されている名称(「Asia/Tokyo」「JST」など)を入力
  • 社員の登録・変更画面については「 社員の登録/変更 」を参照してください。
  • 存在しないタイムゾーンを入力しないでください。
日付フォーマット 必須項目、社員の登録・変更画面の[日付フォーマット]のプルダウンに表示されているフォーマット(「2001-01-31」など)を入力
  • 社員の登録・変更画面については「 社員の登録/変更 」を参照してください。
  • 存在しない日付フォーマットを入力しないでください。
言語 必須項目、社員の登録・変更画面の[言語]のプルダウンに表示されている言語名(「日本語」「English(US)」など)を入力
  • 社員の登録・変更画面については「 社員の登録/変更 」を参照してください。
  • 存在しない言語を入力しないでください。
休日パターン 必須項目、管理者メニューの[カレンダー設定の変更]画面の[休日パターン]のプルダウンに表示されている休日パターン名(「標準設定」など)を入力
  • 休日パターンについては「 休日の設定 」を参照してください。
  • 存在しない休日パターンを入力しないでください。
文字型拡張項目 Oracleの場合:500文字以内
SQLServerの場合:500文字以内
  • リンクとして使用する項目は、「(リンク先のURL)::(表示上の文字)」のように、URLと画面に表示される文字を「::」で結合して入力します。
    例)http://www.xxxx.xxxx.xxxx::その他重要情報
文章型拡張項目 Oracleの場合:1333文字以内
SQLServerの場合:2000文字以内
数値型拡張項目 数字のみ
  • 数値範囲は「-99,999,999,999,999」から「999,999,999,999,999」まで。
日付型拡張項目 [社員インポート]画面の[データの日付フォーマット]で選択した形式に合わせて年月日を入力
  • 例えば、[データの日付フォーマット]で[2001/01/31または2001-01-31](年月日の順)を選択した場合、2020年12月31日と登録するには「2020/12/31」または「2020-12-31」と入力します。「12/31/2020」や「31-12-2020」と入力すると、インポートが行われません。
  • 「1753-01-01」~「9999-12-31」の範囲で入力してください。
セレクト型拡張項目 選択肢名を入力
マネージャー社員番号項目 50文字以内、マネージャーに指定する社員の社員番号を入力
  • 社員番号を入力した場合は、社員のマネージャーが設定されます。
  • 社員番号が入力されていない場合、マネージャーは変更されません。

列を削除した場合・値を空欄にした場合の動作

以下の項目については、CSVファイルの列を削除したり、項目の値を空欄にしてインポートを行ったりした場合に、新規登録と更新の動作が異なります。

項目名 新規登録の場合 更新の場合
  • 主業務
  • 部署番号
  • 社員氏名
  • 役職名
  • タイムゾーン
  • 日付フォーマット
  • 言語
  • 休日パターン
  • 列を削除した場合
    値を空欄にした場合
    どちらの場合も、インポートエラーとなります。
  • 列を削除した場合
    値を空欄にした場合
    どちらの場合も、社員情報が更新されます。
    ただし、該当項目の情報は変更されません。
  • パスワード
  • 列を削除した場合
    値を空欄にした場合
    どちらの場合も、社員が新規登録されます。
    パスワードは社員番号となります。
  • 列を削除した場合
    値を空欄にした場合
    どちらの場合も、社員情報が更新されます。
    ただし、本項目の情報は変更されません。
  • ライセンス
  • ロール
  • 携帯端末ID
  • 列を削除した場合
    値を空欄にした場合
    どちらの場合も、社員が新規登録されます。
    ただし、該当項目の情報は登録されません。
  • 列を削除した場合
    社員情報が更新されます。
    ただし、該当項目の情報は変更されません。
  • 値を空欄にした場合
    該当項目の情報が削除されます。

ファイル添付

インポートするCSVファイルを指定して、アップロードします。

1. [システムの設定]の[データのインポート]画面で、[社員インポート]をクリックします。
画面の見かた(データのインポート_管理者)

2. 各項目を選択し、CSVファイルを添付して、[次へ]ボタンをクリックします。

項目 説明
[データの日付フォーマット] アップロードするCSVファイルに入力されている日付型項目の日付形式を選択します。
[文字コード] 使用している言語に合わせて、CSVファイルの文字コードを選択します。
[↓ここをクリックまたはファイルをドロップ] 以下のいずれかの方法で、アップロードするCSVファイルを指定します 。
  • 枠内をクリックします。[ファイルの選択]ウィンドウが表示されるので、[ファイルを選択]ボタンをクリックしてアップロードするファイルを指定し、[決定]ボタンをクリックします。
  • アップロードするファイルを枠内にドロップします。

[前回のシミュレーション結果を表示]をクリックすると、前回のシミュレーション結果を確認できます。

インポートシミュレーション

データ登録方法設定

新規データと重複データの登録方法を指定します。

1. [データ登録方法設定]で、インポートファイル内の新規データに対する処理方法を選択します。

項目 説明
[登録方法の選択] CSVファイル内のデータを全て新規登録するかを選択します。
  • 「全てのデータを新規登録として処理する。」:CSVファイル内のデータを全て新規で登録します。
    登録済みのデータの場合も、新規のデータとして登録されます。
  • 順不同で登録されます。
[eセールスマネージャーに登録されていないデータは] マッチングの結果、CSVファイル内のデータが名刺として登録されていない場合の処理方法を選択します。
  • [新規登録する]を選択すると、新規社員として登録します。
  • [新規登録しない]を選択すると、社員を新規登録しません。

2. [次へ]ボタンをクリックします。

シミュレーション設定・実行

インポート結果のシミュレーションを行い、結果を確認します。詳細は以下を参照してください。

インポートシミュレーション

インポート実行

シミュレーションの結果に問題がなければ、インポートを実行します。

インポートの開始後は、取り消しができません。実行前にシミュレーション結果を十分に確認してください。

1. シミュレーションの完了後、[インポート実行]ボタンをクリックします。

確認のメッセージが表示されます。

2. [OK]ボタンをクリックします。

インポートが実行されます。完了すると、結果が表示されます。

  • 新規登録した社員、および部署移動した社員は、部署内の最後尾に入ります。
  • 部署移動しないで登録内容を更新した社員は、表示順が変わりません。
    インポートの進捗状況は、[データメンテナンス状況確認]画面でも確認できます。
    データメンテナンス状況確認